慶良間IN 本島離島のホテル/宿情報

ペンションくばのクチコミ情報
阿嘉島のペンション/プチホテル「ペンションくば(2017年末で閉館)」のクチコミ情報「阿嘉島を選んだのならここ」。何度も泊まっているリピーターです。他の口コミにもあるように、「ちょうど良い距離感」が快適です。オーナーご夫妻はもう二十年以上も阿嘉島で民宿をされている、いわば「ベテラン」です。過剰な干渉はせず、宿泊客の様子をさりげなく見ながら対応してくれます。数人いるヘルパーさんたちが毎日てきぱきと動いてくれているのも、見てて気持ちがいいです。他の民宿では、ヘルパーが客になれなれしくしたり、サービス業だということをわきまえていないところも多いのですが、ここはそんなことはありません。阿嘉島で比較的新しいペンションでは、オーナーのポリシーを客に押しつけるところもあるようですが、阿嘉島での過ごし方は客側が決めることだし、スローペースが基本だと感じます。また、他の民宿ですが、宿のご主人や奥さんがあれもこれもと一生懸命なあまり、バタバタとしていて余裕が無く、客側が気を遣ってしまうところもあります。「実家に帰ったようなリラックス」を求めるのか、「おもてなし」されたいのかにもよると思いますが、阿嘉島の雰囲気には「くば」がちょうどいいんじゃないでしょうか？もし、至れり尽くせりのサービスを求めるなら沖縄本島のホテルに行かれることを勧めます。くばの客層はさまざま（カップル、ファミリー、グループ。ダイバー、ノンダイバー、時々アングラー）ですが、他の民宿に比べて年齢層が高いように感じます。中にはマナーの良くない人たちがいますが（何故か、特に高齢のダイバーグループやショップツアー）、オーナーさんたちが対処してくれています。「お客様は神様です」というような一辺倒な対応ではなく、他のお客さんに迷惑が掛かるマナーの悪い客にはきちんと対応してくれるところが多くのリピーターを集めている証拠だと思います。オーナーご主人の愛想が悪いという書き込みがありますが、これは木訥な人柄の裏返し。シャイだし、島の出身で島の言葉が伝わりにくいので、あまり話さないのです。でも、お酒が入ると三線を持ち出して謡ったりするし、良くしゃべりますよ。（半分何言ってるか良くわかんないけど・・・）ニシ浜への送迎代が高いというコメントもありますが、もともと送迎はスタッフが時間があるときに善意で行っていたのが、客側が無理な要求をしたりマナーを守らなかったり、あるいは宿泊していない客までが善意に甘えようとしたりしたためと聞いています。炎天下、アップダウンのきつい浜までの道を考えたらこんなもんじゃないでしょうかね？設備的には、使いやすさと余裕が感じられます。この島の他の民宿に比べ、共用スペースや部屋が一回り大きいです。ダイバーは荷物が多くなりがちですが、困ることはありません。屋上にコインランドリーと広い干し場があります。洗濯ばさみを持参するといいでしょう。日中ならすぐに乾きます。夜中に干しておくと、明け方に通り雨もたまにあるので注意です。廊下に共用の冷蔵庫があり、持ち込みドリンクなど自由に入れられます。各部屋のエアコンも比較的新しく、シャワートイレも完備しています。阿嘉島というのんびりとしたところにリラックスしに来ているはずなのに、都会のホテルのような過剰なサービスを求めるとギャップがあるでしょう。こんなに小さな離島なのに、こんなに快適に過ごせる場所はなかなか無いと思います。国内、海外に限らず、小さな島に滞在して思うことは『足るを知る』です。阿嘉島と「くば」がいつまでもこのまま続くことを祈っています。